ヒトラーの犬、その切ない最期。

ヒトラー 歴史な犬たち




アドルフ・ヒトラーの愛犬の名前はブロンディ。
ジャーマン・シェパード、メスです。

ヒトラーは大変な愛犬家でブロンディを溺愛していました。
ブロンディもヒトラーのことが大好きでした。

ジャーマンシェパード

1945年、第二次世界大戦におけるナチス・ドイツの敗北を悟ったヒトラーは自殺を決意します。
イタリアのムッソリーニのように、処刑され無残な最期を遂げることを怖れたのです。
しかし、自殺用の青酸カリが本当に効くのかどうか、ヒトラーは疑いました。
なぜなら青酸カリのカプセルを受け取った相手がヒムラーだったからです。
この時ヒトラーはヒムラーを信用していませんでした。

そこでヒトラーはカプセルの効果を確認するため、ブロンディで試すことにしました。

4月29日、ブロンディはカプセルを口に詰め込まれ、絶命します。
最期までカプセルを拒み、ヒトラーに哀願の眼差しを送り続けたと言われています。

酷い話ですよね。
溺愛する愛犬で毒を試すなんて…。
巷で描かれている人物像より小さい男だったのでしょうか。
それとも…?
ヒトラーの心中なんて察したくはありませんね。

翌30日、ヒトラーはベルリンの総統地下壕で自殺しました。
享年56歳。
拳銃自殺説が有力で、ブロンディはなんのために死んだのかわかりません…。

ナチス

ただし、ヒトラーと共に自殺した愛人エヴァ・ブラウン(享年33歳)は服毒自殺だったため、カプセルの効果確認は元々エヴァのために行ったのかもしれません。
ちなみに、エヴァはブロンディのことが大嫌いだったそうです。

なお、エヴァは自殺の前日29日にゲッペルスとボルマン立ち合いの下ヒトラーと結婚し、たった1日ですが正式な妻となっています。