もし狛犬と稲荷神社のキツネが戦ったら? 勝つのはどっち?

神社 歴史な犬たち




神社の入り口や拝殿前には狛犬がいますよね。
互いに向かい合って、顔はこっちに向けて。
一見すると犬に見えますが、よく見るとなんか違う。
狛犬って何者なのでしょう?

結論を言ってしまえば、狛犬は想像上の生き物。
古代、インド・中国を経て日本に持ち込まれました。
元々は獅子でしたが、日本独自に進化を遂げたみたいです。

古い狛犬を観察すると、角(ツノ)のある子とない子がいます。
実は、角のない子は獅子で、角のはえた子が狛犬なのです。
なお、獅子とはライオンのことです。

狛犬には仁王像と同じく、口を開いた阿形(あぎょう)と口を閉じた吽形(うんぎょう)があり、阿形は向かって右側、吽形は左側に位置します。

狛犬

まとめると、
獅子:右側・角なし・口開け
狛犬:左側・角あり・口閉じ

このように、かつては獅子と狛犬は区別されていました。
しかし時は流れ、現代ではどちらも「狛犬」と呼び、ふたつとも角のない像が主流となりました。

白狐

稲荷神社は、狛犬でなくキツネが鎮座しています。
多い所は1000体以上の大群で。
同じ神社なのに…?

もし両者が戦ったらどうなるのでしょう?

狛犬は百獣の王ライオンから進化した生き物で、その役割は神の守護。
一方のキツネは神のお使い。
戦う前から勝負はついているように思えますが、ちょっと待って下さい。

稲荷神社のキツネには「白狐」という強そうな通り名があるのです。
白狐は化け狐、妖狐のことですから決して侮れません。
だって妖狐と言えば、幽遊白書の蔵馬ですもの。

さて勝負やいかに…。