犬の家内パトロール|ケージ・サークル飼いの選択

犬のおまわりさん 犬と暮らしてわかったこと




うちの子は散歩から帰ると、とりあえず家中をパトロールします。
リビング、キッチン、お風呂、トイレ、寝室…。

ニオイを嗅ぐというより目で見て確認しているみたい。
まさに見回りです。

一体この行動は何なのでしょう?
屋内で飼ってるワンコには共通してみられるものでしょうか?

見回る理由

テリトリーの確認

家の中は自分のテリトリーですからね。
荒らされたくはないのでしょう。

※ テリトリー
犬はテリトリー(縄張り)意識が強い動物です。自分のテリトリーに他者が入ってきたら威嚇や攻撃をして侵入を防ごうとします。
マーキング(おしっこ)や吠えることでテリトリーを主張します。

いわゆるパトロール

犬は本能的に、家と飼い主を守る義務を持っています。
なので、留守中に異常はなかったか、不審者はいないかを点検するため、家の中を見て回るのです。
そう、おまわりさんですね。
うちは女の子なので婦警さんでしょうか。

その他

・自分がリーダーと思っているから
・散歩に行った興奮がおさまってないから
・犬種による

対策? ケージ・サークル飼い

私的にはやめさせる必要はまったくないと思っていますが、なかには勝手に歩き回るのを禁止したいと考える飼い主さんもいるかもしれません。
そんな場合はケージやサークル飼いがおすすめかもです。

ケージとサークルの違い

・ケージ(Cage)
側面と天井から床までが柵で囲まれているタイプ。


・サークル(Circle)
四方の側面が柵で囲まれ天井がついていないタイプ。


・クレート(Crate)
持ち運び用のカバンみたいなタイプ。
ケージやサークルのようにトイレや食事のスペースはありません。
病院への通院や災害時に活躍します。

メリットとデメリット

メリットとしては、犬の行動範囲が制限でき、なおかつ犬にとってくつろげる場所(穴倉の代わり)が確保できること。
デメリットは自由に歩き回れないのでストレスを感じる可能性があることです。

本来、就寝時や留守番はケージやサークルの中で過ごさせるべきなのかもしれませんね。
できれば子供のうちからキッチリとしつける必要があると思います。

うちの子は…

うちの子はケージに入れられることが嫌で嫌で、もう嫌で嫌で本当に嫌で仕方がなくて(くどい)、身の危険をかえりみず脱走を繰り返しました。

強引に扉を開けようとして口から血をにじませていたり、足の関節を負傷したり(通院しました)。
天井に頭をぶつけながらケージごとジャンプして、外出前と後でケージの場所が大きく移動していたり。

帰宅するとケージから抜け出してシレっとお出迎えする愛犬。
なだめてもすかしても叱りつけても諦めず、結局こちらが折れるしかありませんでした。
うちの子にとってケージ内は快適な場所ではなかったのです。

それでも最初のうちはリビングのみが彼女の行動範囲でした。
そこにキッチンと廊下が加わり、さらには寝室まで。
徐々に徐々に浸食され、最終的には家全体が彼女のテリトリーとなりました。
今では私の布団の中まで彼女のものです。

上手にしつければ何とかなったのでしょうか?
批判を受けそうですが、今となってはわかりません。
とにかく、それくらいお手上げ状態でした。

逃げ出す 犬

おわりに

家内パトロールは犬の習性です(と思う)。
自分のためだけじゃなく家族のためにもやっているのならば、それは有難いことです。
犬に見られて恥ずかしいものもありませんし。
電話のベルやインターホンの音で大騒ぎするのも、きっと警告なのでしょう。

そもそも屋外で犬を飼ってるおうちでは、こんなこと考えもしませんよね、たぶん。
犬小屋とその周辺が彼らのテリトリーで、自由に歩き回ることはできませんから。

結論。
家内パトロールが犬の習性ならば、それは決して迷惑でなく、むしろ愛らしいものだと私は思うのです。