パブロフの犬とは?|条件反射の実験台

学者 歴史な犬たち




パブロフとは、旧ソビエト連邦の生物学者イワン・パブロフさんの名前。
そのパブロフさんが行った条件反射の実験に登場した犬がパブロフの犬です。

しつけ

パブロフさんが実験に用いた犬は1匹ではなかったので、いわゆる「パブロフの犬」の犬種を特定することはできません。
それぞれの犬に名前は付けられていたようです。

ロシアの博物館に展示されている実験写真では、犬の頬と胃にむき出しの管が通されていてちょっとかわいそうな気がしました。
数ある動物実験の中ではずいぶんとマシな方なのでしょうが…。

条件反射とは後天的に獲得される反射行動のことで、代表的なものは2種類あります。

ひとつはパブロフさんの「古典的条件づけ(レスポンデント条件づけ)」。

パブロフさんは、犬にベルを鳴らしてからエサを与えることを繰り返し、ベルを鳴らしただけで犬がよだれを出すことを明らかにしました。
私たちが梅干を見るとつばが出るのといっしょですね。
梅干を知らない外国の人は、梅干を見てもつばは出ません。

梅干し

もうひとつは「オペラント条件づけ」。

こちらはアメリカの心理学者バラス・スキナーさんが行った実験が有名です。
ハトに、レバーを押すとエサがもらえるようにしておくと(別の方法ではエサはもらえない)、ハトは成功と失敗を繰り返しやがて、エサを得るためにレバーを押すという行動を身につけます。
つまりハトはエサのもらい方を自発的に学んだということですね。

ちなみに無条件反射とは、熱いものに触ったときパッと手を引っ込める、みたいなことを言います。